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著者 花間燈 イラスト sune

文化祭でメイド喫茶⁉
TVアニメ化決定がした
話題沸騰の変態ラブコメ第7巻!

こんにちは、夕凪真白です。
今回はMF文庫Jから『可愛ければ変態でも好きになってくれますか?』7巻の感想やっていきたいと思います!

前巻(6巻)の感想記事はこちらから

登場キャラをまとめたりもしているので、よかったらこちらもみてください。

目次

 1 ▯あらすじ
 2 ▯感想(少しネタバレ)
 3 ▯7巻まとめ

あらすじ

生徒会の命令により部費の使い込み分をみんなで稼ぐことになった書道部。そしてそんな時期にも拘わらず俺は紗雪先輩と些細なことで言い争い挙句、泣かせてしまった……。紗雪先輩のバイト失敗分を文化祭の出店で埋めるのだ!「みんなには、お金のためにエッチなメイド服を着てほしいんだ!」急遽、メイド喫茶を開くことになった俺たちはメイド服作り、メニュー開発、とそれぞれの準備に取りかかった。大丈夫、俺たちならきっとどうにかできるはず! どうにかこうにか、当日を迎えた俺たちだったが「慧輝先輩! お客さんがぜんぜんこないんですっ!」大躍進の新感覚変態湧いてくる系ラブコメ、混迷極めるVS生徒会編!

(MF文庫J公式サイトより)

感想(少しネタバレ)


前巻(6巻)と試し読みまで

前回は紗雪先輩が部費を不正利用して、生徒会の臨時役員になった慧輝くん。生徒会と関わっていくうちに、会長以外が変態だと分かって。彩乃さんとの仲が深まっていくけど、それを見た紗雪先輩とケンカ別れをした。ところで終わりましたね。

今回は続きで文化祭!!

1文目から変態発言をする慧輝くん。「お金のためにえっちなメイド服着てほしい」はさすがにアウトですよねw 紗雪先輩のために文化祭でメイド喫茶をすることにします。桐生家で合宿しながら、紗雪先輩のことを考えていたところ、鷹崎会長からのアドバイスで紗雪先輩の家へ。お母さん登場ですよ。次の日、文化祭がスタート! だけど書道部に人が全然来ませんでした――というのが試し読みまでのお話でした。


ついにアニメ化

アニメ化ですよ、アニメ化!!

SNS開いた瞬間、びっくりして泣いちゃいました。本当におめでとうございます!! ドラマCDとは違った声優さんや、動いているキャラたちを観るのすごく楽しみ。初めてのアニメの感想もやれたらいいな。原作との違いとかも伝えれたらいいよね。アニメ始まるまで待ち遠しいです!

文化祭(書道部)

最初の慧輝くんの発言はおいといて。文化祭でメイド喫茶ですよ。紗雪先輩以外の3人がメイド服を着て、接客する姿が可愛かった。

桐生家で合宿までして、唯花がメイド服、真緒がポスター、瑞葉が料理をそれぞれ作って。慧輝くんが他のいろいろを担当して。一緒になって文化祭に励むところは青春でしたね。

紗雪先輩ともちゃんと仲直りが出来て。クマの衣装で現れたときは思わず笑っちゃったけど、みんなが頑張ってる姿も見て、メニューもちゃんと考えて…ちゃんと? 本音を言い合えるって素敵なことだと思うんですよ。105ページから111ページまでの仲直りのシーンは、2人の書道部への愛がこもってました。

打ち上げの紗雪先輩としちゃった事件は…危ないことがなくてよかったです(ギリギリすぎでした)。紗雪先輩のお母さんも〇〇だと分かって。さすが親子なのかな? 属性的には違うけどね。


文化祭(生徒会)

生徒会メンバーもかなり盛り上がっていました。あの愛梨ですら、悪魔っ子のコスプレしちゃうぐらいですからね。唯花のメイド服姿を見たときには、本性隠しきれてないぐらい興奮してましたし。さすが百合作家ですよ、まったく。

もはしゃぎまくり。女装で仮装コンテストの司会までやっていて。カエルに襲われてたところを慧輝くんに助けてもらうシーンでは、真緒にネタにされてたけどね。そして今回は何といっても凛への実行委員長からの告白! 男だと知らなかったら告白もするよねw 凛はもっといい返事が出来なかったのか…。かわいそう委員長。

彩乃さんは前回あれだけ慧輝くんを独り占めしてたからなのかな。今回は少なめ。それでも彩乃さん好きな私には、充分すぎるくらいかわいくて。

お化け屋敷で怖がってる慧輝くんと手をつないで入ったり。ロリコンとストーカーのお兄ちゃんプレイを…あれはうん、見なかったことに。膝枕したり、ロリコンの姉、夕妃さん(妹の方)に言い寄られて「……桐生くんの女たらし」(151ページ)って言っちゃうところは可愛すぎでした。


男嫌いをなおす特訓

文化祭が終わった後、愛梨が理事長と話すってことで、愛梨の男嫌いを直す猛特訓が始まります。ネタバレすぎるのであんまり言えないけど、慧輝くんが真面目に考えた結果、男3人と水着でトランプはさすがに笑っちゃいました。

愛梨はもっと自分のポテンシャルを高くみてもいいと思うんだけどね。その自分の低さやトラウマに対して、塞ぎ込んでいたところがあって。それを慧輝くんというお人好しに助けられて、救われたんじゃないかなって思います。こういうところが慧輝くんの優しさなんですよね。


イラストがたくさん

sune先生のイラストが今回はたくさんあるんです!

挿絵が両面1枚と片面18枚、口絵も裏表1枚と3枚、合計23枚!(数え間違えてたらごめんなさい)

一番好きだったのは115ページ! 仮装コンテストで盛り上がってる様子が伝わってきて、楽しくなりました。他のイラストも可愛かったです!

7巻まとめ


文化祭ということで、これまで登場したキャラや、新しくサブキャラたちも出てきて、高校生の文化祭を思い出すような楽しさでした。喧嘩はしちゃったけど仲直りもできて、一緒になにかをする、全員で盛り上がるのが文化祭。書道部と生徒会が笑いあい、絆を深め合っていて、今回もほんとに面白かったです。

次はエピローグで爆弾発言した、鷹崎会長のばんになるのかな。表紙もたぶん鷹崎会長。(凛は…いろんな意味でアウト)ゲーム好きな彼女は普通なのか、変態なのか。8巻も楽しみです。

以上、ラノ感でした!