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著者 涼暮皐 イラスト 雫綺一生

生き延びた少年が世界を⁉
彼女の想いを果たす
真に英雄になるための物語

こんにちは、夕凪真白です。
今回はNOVEL0から『死にゆく騎士と、ただしい世界の壊しかた』の感想やっていきたいと思います!

目次

 1 ▯あらすじ
 2 ▯おもしろポイント
 3 ▯感想
 4 ▯2巻まとめての感想
 5 ▯章ごとにまとめてみた!

あらすじ

救世の騎士、ラミ・シーカヴィルタ。最愛の女性を目の前で喪い、彼女の命と引き替えに生き延びて「しまった」男。かつて共に世界を救った少女・エイネと同じ「神子」の資格を持つキトリー・シリーと出会った彼は、神子でありながらその力を発揮出来ないキトリーの師匠として、再び彼女と旅に出る。常に明るく、世界を救うことを信じて疑わないキトリーを、時に優しく、時に厳しく、先輩として導くラミ。しかし、ラミは知っている。真に世界を救うには——キトリーの為す「救星」をこの手で阻止せねばならないことを。これは、一人の死に損ないが、真に英雄となるための物語。
(NOVEL 0公式サイトより)
 

おもしろポイント


騎士と2人の神子

幼馴染みの命と引き換えに生き延びてしまったラミは、とある町でキトリーという少女に出会います。彼女は「天命」を託された第24代の神子様でした。「天命」を達成しようと頑張るけれど術が上手く使えないキトリーに対して、ラミは彼女の師匠になります。

しかしラミはキトリーに「天命」を諦めさせようと思っていたのです。なぜなら幼馴染みであるエイネは第23代神子で「天命」を成し遂げてしまったから。彼女と旅をしているときに「天命」や神子の真実を知っていたのです。

彼女には真実を言わず、師匠として振る舞うラミ。キトリーは何かを隠していることは分かっていても、町の人たちと仲良く過ごしながら、ラミに術を教えてもらっていました。そんなとき魔物が現れます。

おっちょこちょいでアホな子な神子が、明るく騒ぎ合うラミとの修行の日々はコミカルで読みやすくて。敵が現れてから語られるラミが隠していた真実、エイネの妹で第25代神子のアウリとの共闘は、ラストの彼女たちがどのような決断をするところまで、鬼気迫るものがありました。

(ラミが隠していた真実とは何なのか、敵が言ってしまったときのラミとアウリの反応は、本当に注目して読んでもらいたいです!)

ちょろいん神子

キトリーはあたまが悪い子です。

「そう、よく見るとイケメンですよ⁉ カッコいいかも! うん、角度によっては‼」(P.50)と褒め方を素で間違っていたり、敵を前にして敵がわからずに主人公に攻撃しようとしたりします。アホな子ですね。褒められるとすぐ喜んだりします。ちょろいんです。

そんな天真爛漫な彼女が振りまく笑顔と、前半で描かれるラミとのコメディ多めな日常は、ダークな世界観を忘れちゃうぐらい笑っちゃいます

(リアクションが面白すぎるんです!! 白髪(しらが)じゃなくて白髪(はくはつ)ですから!とか、月謝と言われて驚いたりとか。オーバーに反応してくれるのが可愛すぎました。)


感想


面白かったです!
エイネに救われたラミがどうしてキトリーに救世を諦めてほしいのか。キトリーを振り回し、振り回されながら、隠し続けた真実が語られて。それまで悩み続けたラミの想いが、2人のおかげで希望に変わった瞬間はラミと一緒に心が軽くなりました。

エイネが出てこなかったりだとか、一緒に運命を変えようとするところまでで終わったのが、すごく残念ではあったけど。アウリが可愛くなくなってたり、町の人たちやキトリーの明るい言動。「やめろ!」と真実を語ろうとする敵をとめる、ラミの発言は勢いがあって、面白かったです!

キャラは、キトリーが可愛い。なんだろうこの子。つねに一生懸命で真面目だけど、肉体系キャラのあたまの悪さが合わさっていて。明るくて無邪気でからかいたくなりました。リアクションが楽しく可愛かったです。ラミはキトリーに出会えてよかったですね。バイク?に名前つけるのはありです。


まだ分かってない謎とかいっぱいあるし、星のことで全く展開が進んでないので、続きを楽しみにしています!

最後に。いつもは一番気にいった台詞をのせてるんですが、今回は1番共感できた台詞をのせておきます。

「くそぉ、
わたしの言葉の下手さが憎いっ!」

(死にゆく騎士と、ただしい世界の壊しかた 50ページより引用)


評価
ページ数バトルエッチな?
★★★☆☆
316
×

バトルなどはシーンが、ある(〇)微妙(△)ない(×)です。


2巻まとめての感想


どっちから読んだ方がいいのかわかんない!

『ほろかの』は幼馴染み2人がともに旅した、美しく切ない感動作
『しにせか』は人生をかけ星を救う、コミカルで壮大なファンタジー

『ほろかの』は0巻みたいで、2巻読んだらもっと面白くなるのは確かだけど、2巻で完結するループする?ような作品だと思ってたので、続きと言われるとちょっと違和感が残りました。

どっちから読んだ方がいいのか、1巻だけの方がいいのかは正直分からないです。『ほろかの』から読んだら時系列順になっているので、ラミやアウリの成長、エイネの魅力、キトリーのハイテンション?とラミが抱える辛さや反応が同時に楽しめると思います。ただ明るい入りに驚いたり、真実を知っている分、ラストの真実に対する驚きは弱く感じるかもしれません。

『しにせか』から読んだらストーリー順になっているので入りやすく、ラミが真実を言わなかったのかなど、ラミの抱えるものが隠されて味が増し、別々で楽しめると思います。ただエイネが死んだ理由がある程度語られてから読むことになるので、感動や真実に立ち向かう2人の戦いが弱くなるかもしれません。

ただ、これだけは言えます!

両方の続きが気になる!

以上、ラノ感でした!


章ごとにまとめてみた!

男性キャラ女性キャラバトルエッチな?ページ数
プロローグ11
×
×
6
第一章11+2
×
57
第二章11+1
×
80
第三章1+62+5
×
168
エピローグ12
×
×
5
合計1+62+5
316

キャラは(主要人物+その他)
台詞がない、わからないキャラは
カウントしてません。
あるが〇ないが×微妙が△です。
(管理人が思った通りに書いているので、
〇×△は多少の違いがあるかもです)

キャラの内訳は以下の通りです。
(押したら見えます)
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プロローグ 男性(ラミ) 女性(キトリー)
第一章 男性(ラミ) 女性(キトリー+エイネ、エリル)
第二章 男性(ラミ) 女性(キトリー+エイネ)
第三章 男性(ラミ+ベージズ、トミー、男①②、子供①②?) 
女性(キトリー、アウリ+エイネ、リリア、エリル、リィヤ、子供③?)
エピローグ 男性(ラミ) 女性(キトリー、アウリ)
合計 男性(ラミ+ベージズ、トミー、男①②、子供①②?)
女性(キトリー、アウリ+エイネ、リリア、エリル、リィヤ、子供③?)