img20190110_19384320

著者 わかつきひかる イラスト Kou

女子高生がエロラノベ作家⁉
契約編者者とJK作家の
ドダバタお仕事ラブコメ!

こんにちは、夕凪真白です。
今回は講談社ラノベ文庫から『JKでエロラノベ作家ですが何か?』の感想やっていきたいと思います!

目次

 1 ▯あらすじ
 2 ▯個人的おもしろポイント
 3 ▯感想

▯あらすじ

「JP文庫iのリニューアル第一弾のうちの一冊を美月トオルの萌え系にすること。それが君への命令です」官能小説大手イタリア書院に勤める23歳契約社員・鈴木遼平は、上司命令により鬼畜系ポルノ作家・美月トオルに萌え系学園ラブコメを依頼することに。――だが美月トオルの正体は、なんと17歳の女子高生だった!成功報酬として正社員の座と特別ボーナスをちらつかされ、なんとか萌え作品を書かせようと奮闘する遼平。しかし美月は編集者に何かトラウマがあるようで――?果たして遼平は美月の信頼を勝ち取り、無事原稿を受け取ることができるのか!?ジュブナイルポルノの女王わかつきひかるによる異色お仕事ラブコメ、調教開始!
(講談社ラノベ文庫公式サイトより)
 

▯個人的おもしろポイント

①作家と編集者!
主人公の遼平と、ヒロインの瞳子さんは編集者と作家の関係なんですよ! 萌え系ラブコメを書いてほしいと何度も連絡するけどダメで。信頼を得るために、接待という名の家庭教師生活が始まります。編集者として、ときに親身になって、向き合う日々。そこには、エロラノベ業界の話題もあって。作者さんの体験談も含まれていて面白いです!

②JKポルノ作家!
女子高生だけど、鬼畜ポルノ作家なんです! 国語が得意じゃないポンコツちゃんが、どうして鬼畜系を書くのか。ときどきエロネタやそういう小説もあるけど、全体的にはエッチなところは多くなくて。ちょっと変態で気分がころころ変わるヒロインの、街中で危ない発言しちゃったりするところが可愛くて、楽しいんです!

③お嬢様と家族環境!
瞳子さんはお母さんと仲があんまりよくないんですよね。クラブでママをやっているお母さんのせいで、いじめられていたり。やっている仕事のせいでよく思っていないんです。後半からはそんなお母さんとの対立によって、すごい事件に発展しちゃうんだけど。父親も出てきて、彼女をめぐる家族関係が、どう書いている作品と繋がっていくのか。主人公と一緒に成長していって、ラストの結末は素敵なんです!

他にもいっぱいおもしろポイントはありますが、今回はここまで!
気になった方は、試し読みをご覧になられたり、書店さんに行って見たり買ったりしてみて下さいね。

▯感想

ポルノを書く女子高生に、ラブコメを書かせようと契約編集者が奮闘する物語! ジャンルはお仕事ラブコメ。主人公の遼平は編集長に、鬼畜ポルノ作家の美月トオルに萌え系ラブコメを書かせるよう指示を受けます。正社員と特別ボーナスがかかった遼平は、手紙を書いて張り込んでたらなんと女子高生がいました! 家庭教師やデートをして仲を深めて、みえてくる瞳子さんの境遇。フランス書院で何年も書き続けていらっしゃる作者さんの、体験談や業界のネタもあって。2人の会話が楽しい作品でした。

作家な瞳子と編集の遼平が互いに助け合って。辞めさせられるかもしれない事件が起きても逃げ出さず、親身になって解決に当たろうとしていて。同じ話題で盛り上がったり、友達のような関係になっているのはいいですよね。エロネタや小説もあるけれど、全体的にみればエッチな要素は多くなくて、読みやすくて。問題が起きても2人そろって走り出す。お仕事ものだけど、読者の声が書かれていたり業界ネタの数々に、作品の作り手と売り手、そして読み手。どのキャラも配置されていて、面白かったです!

次にキャラ。まずは瞳子さん。漢字の書き方を教えてもらってるときの出てくる漢字が嬲って…。ほかにも時々出てくる単語があれだったりして、さすが鬼畜ポルノ作家…。いろいろ大変な目に合っているけど、耐えて作品を書いてるところはかわいそうで。デートのときは楽しそうにはしゃいでて。気分がころころ変わるところが可愛かったです。どれだけ似せてきているんだろう…気になりますね。

そして遼平。どこまでも編集者なところが良くもあって、悪くもあったんですよね…。基本誠実で優しいんだけど、嫌がってるのに家にまで押しかけたり、いい話してるところで正社員のこと考えだしたり。「かわいい、すっげぇかわいい。」とか合わないこと言ったり。行動はカッコいいんだけど、考えてることが残念過ぎて、ちょっと好きにはなれなかったです。2人でいるときの会話は楽しいんだけどね。


業界ものが好きな方、おすすめします!

以上、ラノ感でした!

評価
ページ数バトルエッチな?定価
★★★
241
×
648

バトルなどはシーンが、ある(〇)微妙(△)ない(×)です。