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著者 凪木エコ イラスト あゆま紗由

ボッチ好きな主人公!
邪魔されてボッチ生活が!?

こんにちは、夕凪真白です。
今回はファンタジア文庫から『お前ら、おひとり様の俺のこと好きすぎだろ。』のご紹介と感想!

目次

 1 ▯あらすじ
 2 ▯内容紹介
 3 ▯感想
 4 ▯最後に
 5 ▯章ごとにいろいろまとめてみた

▯あらすじ

孤独を恥じず、集団に属することのストレスを何よりも嫌う。ひとりで過ごす時間が最高の贅沢――おひとり様至上主義な高校生・姫宮春一は理想の学園生活を謳歌していた、はずなのに。学園の完璧ヒロイン・美咲華梨から友達作りを手伝うと言われ、趣味がドンピシャに合うクール美人・羽島英玲奈には懐かれる。――そんなおひとり様ライフを邪魔される状況を春一は許さない!「ひとりが寂しい? 余計なお世話だバカヤロウ‼」めんどくさい性格ゆえに自らフラグを折りにいく春一だが、なぜか美少女たちは誤った方向に絶賛、逆に注目を浴びてしまって⁉ ひねくれボッチートな青春ラブコメ、堂々開幕!
(お前ら、おひとり様の俺のこと好きすぎだろ。 裏表紙より)

▯内容紹介

〇登場キャラ
姫宮春一
本作の主人公。おひとり様至上主義。1分1秒、全ての時間が自分のためだけに流れていると考えただけですごい贅沢な気分になれるらしい。ちょっとおかしいけど共感できるところは多い。空き教室を使うためにクラス親睦会の幹事をすることになる。
美咲華梨
本作のメインヒロイン。学園のアイドルで生粋の博愛主義者。春一に友達を作るため奮闘するが、大体スルーされる。勘違いをすることが多い? 姫宮と一緒に幹事をすることになる。
羽島英玲奈
本作のヒロイン。クールで大人びた雰囲気だけど、実はサブカルオタク。好きなことを話し出すと周りがみえなくなる。趣味が合うことから春一に懐くように。おっきい。
天海水面
春一たちのクラス担任。幼女。月末の休日は洋食屋さんでハンバーグランチを食べるらしい。そして、デザートに生クリームたっぷりのプリンも。春一にお手伝いをさせることによって教室の使用を許可することになる。
飴屋紋二と武智王助
オタク。語尾によく「し」を付ける寝ぐせかワックスかわからない(ワックス)太い方が飴屋、デスマス口調でモッサリ天パのひょろいほうが武智。調理実習でいろいろとあり春一に懐く?

〇おもしろポイント
①おひとり様好きな主人公!
 主人公の春一君は1人が好きなんですよね。告白されても1人でいろいろと過ごしたいからという理由で断ったりするほどの1人好き。だけど、コミュ力が高かったり、1人好きで得た知識とか多くて、スペックが高くて、ちょっとおかしい子なんだけど、あまりみないキャラクターで面白いんですよ!
②邪魔してくる?ヒロインたち
美咲と英玲奈ちゃんは、春一君が1人でいたいのにとことん邪魔というか、いろいろ話してきたりするんですよね。ライン返さなくてスタンプ送り付けたり、1人でいたいのに隣に来てずっと話しかけてきたりだとか。その掛け合いがすごく楽しいし笑っちゃうんです! 
③悩み迷うヒロイン2人
ヒロインの2人はある理由からすごく悩んじゃう。そのときの彼女たちの悩みに春一くんがアドバイスをして、彼女たちが変わって成長していく姿は青春って感じでいいんですよね。クライマックスからラストにかけてはすごく!

他にもいっぱいおもしろポイントはありますが、今回はここまで!
気になった方は、試し読みをご覧になられたり、書店さんに行って見たり買ったりしてみて下さいね。

▯感想

主人公がここまでひとりなことが大好きな作品って、あんまりいなかったんじゃないかな。「放課後は独りで過ごしたいので、ごめんなさい」(P.9 l.8)とか、ひとりが最強だとか。すごくへ――個性的だけど、性格や行動などが、1人で過ごすためにまわっていて、共感できる部分っていうのもすごくあって、最後まで変わらずで面白いんですよ!

そして、主人公の春一君に絡んでくる、美咲と英玲奈ちゃん、天海先生。春一君があれなのにもかかわらず、美咲ちゃんは歩み寄ってきて、英玲奈ちゃんは趣味が合うとわかってからはガッツリで、天海先生はちっちゃく――いえ、姫宮君に遊ばれ――先生として頑張っていて、カーストが違うのに、それぞれ春一君との対話に、春一君の1人になりたい性格や行動があって、踏み込んでいくヒロインたちがいてと、そんな彼らの掛け合いはすごく笑っちゃう!

とくに、天海先生に勝手に教室を使っていることがわかるシーン!(P.31 L.3~)先生がどうして独りでこの教室にいたのか聞いてきて、家庭の事情と返して。まず、この時点で一人好きなことを知っているから、いろいろとおかしい! それなのに重たい話ですかと聞いてきた先生に、妹がうるさくて、家で静かに過ごせないから教室を使っているという、春一君の返し、そして最後に「先生の心配返せです!」の一連の掛け合いには、春一君のおひとり様好きだけでなく、ちょっとひねくれた性格がみえて。先生の小さいけれど(関係ない)、春一君の性格に面白さが加わるような返しがあって、みていて楽しそうでした。

ラブコメが好きな方、ひとり大好きな主人公が好きな方おすすめです。

▯最後に

2巻楽しみにしています。
告白してきた女の子が
どうかかわってくるのか
春一君たちがどうなっていくのか
楽しみです!

以上、ラノ感でした!

▯章ごとにいろいろまとめてみた


春一美咲英玲奈エロシーン?ページ数
プロローグ×××8
1章××84
2章83
3章×61
4章51
5章×47
エピローグ×4
合計338

名前が書いてあってもセリフがない、
登場してない場合はカウントしていません。
キャラは出ているが〇出てないが×です
キャラ以外(エロシーン?)は
あるが〇ないが×微妙が△です
(キャラ以外は管理人が思った通りに
書いているので、
〇×△は多少の違いがあるかもです)