
著者 ひらかわあや
大人気声優漫画の最終巻!!!
アクトとなりが描いた結末とは!
アクトとなりが描いた結末とは!
こんにちは、夕凪真白です。
今回は『天使とアクト‼』17巻の感想!
前巻(16巻)の感想はこちらをクリック!
▯あらすじ
なりを守るために声優を辞める決断を下したアクト。周囲は必死で引き留めるが…そんな最中、驚きのオファーがアクトの元に舞い込む。夢と恋、全てを懸けた最大最後の大舞台へ‼(天使とアクト‼ 17巻 裏表紙より)
▯感想
最終巻ですよ‼ 最終巻‼重要なことなので2回言いました。
最初のころはアクトくんすごくうざ……いえ、やんちゃな子だったのに、すごく表情が良くなって、最終巻にして輝きましたね。
さて、今回17巻は、act157~act165、そしてfinal act の10話でした。
まずはact157。
アクトくんが声優を辞めたことを知って、いろんな人たちが驚いている中、act156のことで、なりちゃんは芝居に力が少し入っていなくて、うつむいている姿は切なすぎる。そりゃ出来なくなりますよ。アクトくんが自分のためにやってくれたことですから。好きな人が自分のためとはいえ、ここまでしなくちゃいけなかったのか。この1コマにはいろんな、なりの感情が詰まっていました。
総世くんはイラついてましたね。「辞めていいようなヤツじゃないんだよ。あいつは…‼」という台詞はもう……辛いです。
そして、まだ託児所に居続けられることになったアクトくんのもとに、天央ちゃんや鳥羽くん、S・Gで一緒にやってきた4人が、心配してやってきますが、アクトくんの台詞には泣ける。あんな台詞を言うなんて……仲間はいいですね。台詞を言った後、子供たちの棒読みにイラついて読むことになるんですが、声優をやっていたころのことをいろいろ思い出しちゃうんですよね。そして、また台詞が辛すぎる。アクトくんはもう頑張りましたよ、許してあげてよ…
act158ではお父さんがやってきて。アクトのお父さんは、ちゃんとお父さんで安心しました。何をしようが親ですからね。親はちゃんと子供のことを見ていないようで見ていますから。
act159からはオファーがきて「ロミオとジュリエット」のロミオ役になるんだけど、「ロミオとジュリエット」といったら最初も最初、アクトくんとなりちゃんが体育館でやりましたよね!
しかも、ジュリエット役は、なりちゃん!!
逆転してちゃんとした「ロミオとジュリエット」!!!
ここまで整っているのにアクトくんはまだなりちゃんを巻き込みたくないと言い出して辞退しようとしますが、そこに現れるのはなりちゃん! 二人の夢。しかも、「ロミオとジュリエット」ですからね。なりちゃんにいろいろいわれて、アクトくんはロミオ役を引き受けることになります。
ですが……
声優を辞めたことによってアクトくんが下手糞に…
わかってた、わかってたけど、アクトくんやっとけよって思っちゃいますね。
なのでact160の後半からお祝いしに来た面々、これまで出てきたほぼ全員からいろいろと指導されていくことに。あれなアクトくんですが全員嫌いではないですからね。そして、成長して前よりもよくなり、なりと一緒に練習することになるんですが、なりが急にある場所へ行きたいといいます。もうわかりますよね。
act162は学校に!
なりと初めて会った学校、一緒に「ロミオとジュリエット」をやった体育館、思い出がいっぱい詰まって……はないですが、「ロミオとジュリエット」収録前に2人がこの場所に来るのはいいですよね。そして収録が始まっていきます。
act163からは初めての対等な共演。
マスコミが来てなりが声が出なくなってしまうハプニングがありますが、2人で乗り越えて最高の「ロミオとジュリエット」が完成! 「ロミオとジュリエット」物語で進んでいて迫力がありましたね。これには感動しすぎて何も言えません。
ac165は披露試写会があるんですが、アクトが主演と聞いて観客が騒ぎ出します。けれど、アクトくんが土下座。土下座ですよ。このシーンもアクトとなりの2人で一緒に乗り越えて、最後には拍手へと変えますが、それだけ彼が成長し、想いがこもった作品ということ!
そして最後、final actは感動!天使!
結婚とまではいきませんでしたが、アクトとなり、出てきた皆、そして声優という職業。すべての愛がこもっていました。
彼らの成長がすべてまとまって、感動へと導くストーリーには、声優でしか表せない声(台詞)があり、いろいろな愛が詰まっていて、最高に面白かったです! こんな作品を読ませて下さりありがとうございました!
まだ読んだことがない方は、すごく面白いので、ぜひ読んでみて下さい!
モーションコミックもありますので、ぜひそちらも見てみて下さい!
以上、マンガ感でした!
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